2024/10/22 20:00
ふわふわと風に運ばれてくる金木犀の香りに癒される季節。
小さな花なのに、どうしてこんなに?と思うくらい、朝
窓を開けると香りが飛び込んでくるようですね。
最近はゆっくりと、古典の文学を読み進めている為か
金木犀の「和歌」がいいなと、目に留まってしまい。
『久方の月の桂も折るばかり家の風をも吹かせてしがな』
「月に生えているという桂の木さえ折る程に、わが一門の風を吹かせてほしいものです。」
これは菅原道真母の歌で、道真公が元服に際に読んだそう。
実は、月には金木犀と同じ香りのよい巨木があると、中国では信じられていたとも
知りました。
別の和歌では、雲の間から降る雪は、もしかしたら月に咲く金木犀の花では
ないかと。
さりげない花一つで、なんだかロマンチックな気持ちになりますね。
そして古くから香りだけでなく、少し先の季節の為にも語られる花を
身近に楽しめる季節におすすめしたいアクセサリーは、こちらから。
淡水パールのクレオの艶は、マットでとても上品な雰囲気です。